そうですねぇ。苦情がくるくらい認知度上がればいいなぁと思いつつ、今日もぼちぼちマイペース営業の「柴ゆき」こと「柴田ゆき野」です。
「学校を適度に休む」
あまり聞いたことない言葉かもしれません。
だが、しかし!敏感で繊細なHSPさんにとって、自分の限界になる前に適度に休むことっては、とっても大切なこと!
今回は、わたしの実体験も元に「HSPさん流の休み方」についてまとめていきます。
わたし的に「中学生時代」に、この考え方と出会ったためタイトルには「中学生」と入れていますが、どの年代のHSPさんにも当てはまるかと思います。
HSP(HSC)をこじらせた結果の不登校時代
わたしの不登校については、別記事でまとめていますので、興味のある方はご覧くださいね。
「また行けなくなるのでは?」という不安と常に隣り合わせ
その頃、HSP(HSC)なんて概念は当然知りませんでしたので、「なんでわたしは学校行けなくなったんだろう?」と、不登校になった原因については、克服した後も疑問として残っていました。
原因が分からない限り、対策のしようがありませんよね。
つまり「また突然学校に行けなくなるのではないか。」という不安が常にわたしに付きまとうことになります。
中学生のわたしを襲った謎の発熱
この頃のわたしは、数ヶ月に1回くらいの頻度で謎の発熱に襲われるようになりました。
季節は関係なく、真夏に39度超えの熱を出すこともありました。
そして、それは不思議なことに「熱だけ」なのです。
咳や鼻水などの風邪の症状も出なければ、腹痛などが症状として出ることもありません。
ただの「高熱」が出て、また不思議なことに、それはほぼ1日で下がるのです。
だんだん体が慣れてきて、「そろそろ熱上がりそうだなぁ」というタイミングが自分でもわかってくるほどでした。
自分なりの「休むタイミング」をつかむ。
この謎の発熱をきっかけに、わたしは「自分なりの休むタイミング」について試行錯誤するようになります。
体調不良の予兆をつかむ
わたしが体調不良を起こすのは、たいてい「無理をしているとき」でした。
コンクール前で部活がハードになってる、学校行事前で休み時間がない…などの場合ですね。
そして、そういった環境にしばらく身をおいているとだんだんとこういう気持ちが湧いてきます。
「ひとりになりたい。」
まぎれもなく、この感覚こそが体調不良になる予兆だと気がつきました。
ひとりになる時間のバランスが崩れてしまうことこそが、不調の引き金となっていたわけですね。
この感覚がわかるようになれば、あとは簡単です。
そう、休めばいいんですから。
一応学校は「考えて」休んでいた
会社勤めの社会人だったら当たり前にやってることです。
他の人の迷惑にならないように休む、ってこと。
わざわざ重要な会議が入っているときに休む人は稀なはず。(急な体調不良でもない限り)
学生でも、自分がいないと他の人に負担のかかるグループ活動とかあるじゃないですか。
グループで何か発表しないといけないとか、委員会などで役割があるとか。
周りに迷惑をかけると、後でややこしいやり取りをしないといけないことが頭をよぎるので、そういった日は休みませんでした。笑
あとは、実技系の授業で製作をしているとき。
作るスピードがみんなより遅れてしまうと、これも後々面倒なことになるので…というか、製作系の授業は好きだったので、わざわざ休まなかったですけどね。^ ^
そうやって、休もうと思う日を決めて、あとは前日くらいから家では「それっぽい態度」をとっておけば、当日の朝の「休みたい」という申し出も受け入れてもらえました。(うちでは。笑)
「適度に休む」ことは、不登校に比べればはるかにマシだった。
あくまで「わたしの不登校」の場合なので。誤解しないでくださいね!
中学生時代のわたしは、心理学に関する本などをよく読むようになりました。
おかげで、無知で苦しんでいた小学生時代に比べると、はるかに自分のことを客観的に見ることができるようになったんですね。
考え方も少しは柔らかくなり、たまに休んでも「まぁいいか。」と思えるようになりました。
この変化は大きかった。
少しずつ「人と違う選択」をすることに抵抗がなくなっていったんですね。
学校休んで何をしていたか。
学校を休むいちばんの目的は「ひとりになる」ことでした。
外界との摩擦に疲れていたためです。
寝る、漫画読む、漫画描く、ぼーっとする。
本当に、ひたすら、気の向くままに過ごしていました。笑
わたしの家は両親共働きでしたので、学校休めば家中がひとりの空間になるんですね。
まぁ、それでも基本自室にこもって、ひたすら好きなことをしていました。
初めはひたすら寝る。ちょっと回復してきたら、漫画読む、描く、疲れたらひたすらぼーっとする…。
そんな一日を過ごしていれば、だんだん心も元気になってくるんです。
「ま、明日からもちょっとがんばるかー。」くらいには思えるようになり、実際に1日休めば、またがんばれたんですね。
「休む選択」ができるようになり、不登校への不安もなくなった。
中学校入学以来からつきまとってた「また不登校になるんじゃないか不安」から、解放されたんですね。
自分で「休む選択」ができるようになったおかげで。^ ^
これは、大きな発見でした。
【最後に】タイトルに「中学生」と入れた理由
HSP中学生に限らず、HSPさんは人より外界で疲れやすいです。
ぜひ、自分の「休むタイミング」を見極めて欲しい。
それでもわたしがタイトルに「中学生」と入れたのは、自分の経験もありますが、中学生って一番感情の揺れが激しい時期だからです。
また、心身の変化、ホルモンバランスの変化、そして思春期特有の友達関係の悩みもつきものです。
中学校って部活とか、先輩後輩関係とか、友達グループとか…人間関係が複雑で、そんな環境に身をおくだけで疲れ果ててしまうHSPさんも多いはず…。
この時期をうまく乗り越えられれば、今後の困難にも立ち向かえるのでは、と考えたからです。^ ^
どうか、この中学生という時期を「上手に休むこと」で乗り切って、豊かなHSPライフを送って欲しいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
◇柴ゆきのつぶやき◇
中学生ってHSPって言っていいんですかね?HSCですかね?微妙と判断したため、HSPの方を使わせていただきました。まだHSCでは?と思われた方もいるかもしれませんが。今回はHSPで。^ ^ って、どうでもいいか(笑)