なにもしたくない…誰にも会いたくない…
ただひたすら一人になってぼーっとしたい…。
HSPさんによくある、この無気力症状を、わたしは「エネルギー切れ」と呼んでいます。
ひどいときは家族と会話するのさえ億劫になってしまうほど。
避けられるものなら、避けたい問題かと思います。
「エネルギー切れ」への対処法は、簡単に大きく二つ。
◇「エネルギー切れ」になる前に、休息をとる。
◇「エネルギー切れ」を実感したら、すばやく回復させる。
単純にこれだけです。^ ^
では具体的に、「エネルギー切れ」とは?そして、その対処法について見ていきましょう。
突然の無気力…それって「エネルギー切れ」では?
一般的なその他大勢の人よりも、エネルギー消費が激しいのがHSPさんです。
なので、他の人と同じように生活していても、次のようなことが起こります。
誰にも会いたくない。とにかく、ひとりになりたい!!
外向型の人って、人と触れ合うことでエネルギーを回復させることができるそうですね。
HSPの人からすれば、信じられない事実です。
HSPさんは、エネルギー切れ状態になると、とにかく「自分ひとりの世界」にこもりたがる傾向にあります。
内面と向き合うことで、エネルギー回復することができるのがHSPさん。
なので、エネルギーが枯渇してくるとHSPさんの中には「ひとりになりたい!」という欲求がふつふつと湧いてくるわけです。
ひとりになって、何をするかというと「自分の世界に入り込めること」
趣味であったり、ひたすらぼーっとすることだったり。
エネルギー回復を早めるためにも、HSPさんには「自分の世界にひたれる趣味」を最低ひとつはもつことをオススメしています。^ ^
エネルギー切れが過ぎると…、襲ってくる「無気力」
趣味などで、回復できるうちはまだいいです。
しかし、その段階も通り越してしまうと、次に襲ってくるのは極度の「無気力」
うつへの階段を着実に上っていますので、この段階まできたら特に意識的に体と心を休めてください。
さて、エネルギー切れについてざっくり触れたところで、次は対処法についてです。
「エネルギー切れ 」になる前に休息をとろう!
気づかないと怖い「エネルギー切れ」ですが、ちゃんと食い止める方法もあります。
HSPさんは、自分の休息目安をもとう。
大切なのは「自分の」休息目安であること。
一般的に、週休2日制が主流となっているからと言って、それがすべての人に適したライフスタイルかどうかは分かりません。
また、他の人が普通に毎日残業をしている、休日出勤をしているからといって、それが自分にも可能かどうかは、また別の問題。
それは、HSPさんが非HSPの人よりも劣っているとかの問題ではなく、感性が異なるから。
ぜひ社会人になる前に、自分に適した休息目安を見つけておきたいところです。
こまめにエネルギー回復をしよう!
自分の内面と向き合うことで、エネルギーを回復できるのがHSPさんのいいところです。
だって、自分ひとりでできちゃうわけだから。
ひとりになれる空間さえ整えば、エネルギーは回復し放題(笑)
自分の好きなことをして、すり減ったエネルギーを少しずつ回復させていってください。
「エネルギー切れ」の予兆に気づこう!
結論から言うと、予兆には気づけるようになります。
しかし、エネルギー切れのタイミングもHSPさん一人一人違えば、その予兆も違ってくるので、「自分なりの予兆」を見つける努力は必要かも、と思うのです。
以下にまとめたのは、わたしなりの予兆なので、あくまでも参考まで。^ ^
柴ゆきなりの「エネルギー切れ」の予兆
*とにかくめんどくさいと思うことが増える。
*めずらしく他人に対して雑になってくる。
*すきあらば、ひとりになりたい。
*ひとりになる機会を常に探している。
*とにかくひとりになりたい。
「見つける努力」云々書きましたが、予兆自体は単純かと…。^ ^;
予兆に気づいたら、早めに対応を!
その通りです。^ ^
ひとりになりたいサインが、体と心から出始めたら、できるだけ早めにひとりになりましょう。
日中に15分、ひとりになれるだけでも、その後のパフォーマンスは違ってくると思います。
自分の心の声に、しっかり耳を傾けて、その声に応えてあげてください。
繊細なHSPさんは、その性質をうまくコントロールすることで、素晴らしい才能を発揮できる可能性を秘めています。
ぜひ、自分にあった、エネルギー回復の方法と、休息のタイミングを心得て、日常生活に生かしてください♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
◇柴ゆきのつぶやき◇
エネルギー切れの予兆は放っておくと、身体症状に出ることもあるので、気づける人は気づいた時点でぜひ休息を!わたしは、よく放置して熱発していましたので。強制的に体が休息を取らせようとする前に、しっかり休みましょうね。^ ^