今回は、「HSPあるある」な記事。
感覚過敏については、以前「聴覚過敏」に関する記事を書きましたが、今回は「触角過敏」に関わる内容です。
あらゆる「首」に触れるものが気持ち悪い。
ざっとまとめると、上の絵のような感じです。
①首〜タートルネック、ネックレスが苦手〜
まずは、「首」について。
タートルネックは真冬でも着ません。でもマフラーは巻きます(笑)
多分ぴったりくっついている感が苦手なんだと自分では解釈しています。
ネックレスも、あまりにも長さが短いものは苦手です。やっぱり、ぴったりくっついてまとわりついてくる感が気持ち悪いみたいです。
②手首〜長袖が苦手・腕まくり必須〜
手首ぴったりが苦手なようで、長袖は大体まくります。
腕時計もめったにしませんねー。
ブレスレットはしますが、お気に入りは手首より上で固定できる太めのバングルです。
③足首〜ロールアップ…これはおしゃれか。(笑)〜
デニムもロールアップではくことがダントツに多いのですが、これは過敏というよりおしゃれかもしれません!(笑)
あ〜でも、くるぶしソックス苦手でしたので、やっぱり足首もなんか触れるの嫌なのかな。
セクハラカエルは置いといて、この感覚過敏についても大人になってから気づきました。
そういえば、いつも袖まくってるわ。とか。
そういえば、タートルネック着たことないわ。とか。
そういえば、くるぶしソックス私の中ではやらんかったわ。とか。(学生時代)
一個一個だと小さなことかも知れませんが、人によっては耐え難い苦しみになる場合もあるんですよね。
生きづらさにつながる感覚過敏。
たとえば、タートルネックが嫌な私ですが。もし、自分が男に生まれていたら…と考えると、真っ先に思い当たる「生きづらさ」があります。
そう、ネクタイ。
多分、私が男だったら、スーツ着れないと思います。^ ^;
男だったら、と私は仮定しましたが、もちろん男性の中にも私みたいな方はいらっしゃる訳で…。
そういう場合、ネクタイを締めなくていい学校や職業を選ばれるのだとは思うのですが、それだけで、若干選択肢が減ってしまうことも事実です。
また、HSP以外にも自閉症スペクトラムの方で感覚過敏がある方もいらっしゃいます。
私が出会った子の中に、学校の給食エプロンが着れない子がいました。長袖が苦手なのです。少し慣れてくると、腕まくりをして着ることができるようになりましたが、対応がまずければそれが原因で学校嫌いになる可能性も考えられます。
1番の辛さは、「苦しみを分かってもらえないこと」
結局のところ、人は「他の人の感じ方」を知ることができません。
私自身も、「なんか嫌だなぁ〜。」と思いつつ、自分以外の人がどう感じているか知りませんでしたし、誰にも相談できませんでした。
事あるごとに「私おかしいのかな?」とは思っていましたが。
というのも、「自分が人と違う感じ方をしている事」が決定的になることが嫌だったのと、勇気を出して言ったところで「うまく伝わらず、わかってもらえないのでは?」という不安があったからです。
今となっては、「分かってもらおう」とは思いません。「そんな感じ方もあるんだ〜。」くらいに思ってもらえたら満足です。
「そんなの気のせい。」「大げさ。」と言われ傷ついている人も多いと思うんですよね。
そして、またさらに自分の辛さを言いづらくなっていく…。
「そう感じている」ものは「そう感じている」わけなので、それを「気のせい。」とか言われたら、「分かってもらえなかった。」と絶望してしまうかもしれません。
苦しみそのものを理解しなくていいので、「苦しんでいる事実」だけは認めてあげてください。^ ^
ということで、今回は「HSPあるある?〜感覚過敏?!あらゆる「首」に触れるものが嫌!〜」というタイトルでお届けしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
◇柴ゆきのつぶやき◇
触角過敏あるあるですが、服の着心地もかなり重視しています。縫い目のチクチクが気になったり、セーターも大丈夫なのと大丈夫じゃないものがあったりするので、試着は欠かせません。よっぽど合わないときは蕁麻疹が出ることがあるので、要注意ですね。