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HSPあるある 花火や時計!気になる音の悩み。

柴ゆき
柴ゆき
こんにちは。生きづらさを生きやすさに、HSPブロガー「柴ゆき」こと柴田ゆき野です。

 

今回は「HSPあるある 花火や時計!気になる音の悩み。」というタイトルで、HSP特有の音に関する悩みをあげていきたいと思います。^ ^

 柴ゆき幼少期「花火大会が拷問だった。」

まずは、幼少期のエピソードから一つ…。

私の生まれ育った町は、夏になると結構大きめな規模の花火大会が行われています。

私が幼稚園くらいになると、うちの家族も私と兄を連れて花火を見に出かけたのですが、花火が上がった途端。

あまりの爆音にびっくりした私。

泣くは叫ぶわ、「もう帰る!」と言って聞かなかったことは、私の幼少期を語る上で欠かせないエピソードとなっています。(笑)

なので、その後数年間は会場近くには行きませんでした。(笑)

家からも小さく見えますしね。

 

ケロさん
ケロさん
今はどうなの?
柴ゆき
柴ゆき
今は大丈夫!花火に関しては、だけど!

 

あの、心臓まで響く大音量が、いたいけな私には耐えられなかったのだと思います。

今は大丈夫になったのは、花火の美しさが爆音に優っているからです。音我慢してでも、綺麗な花火が見たいと思うようになったようです。

 

時計のカチカチ音は、即電池抜くレベル(笑)

音の悩みで結構な割合を占めるのが、時計のカチカチ音などの日常生活内にありふれている機会音や電子音です。

冷蔵庫のブーンという音もですし、時々他の人には聞こえないような機械の音が聞こえている時もあります。レコーダーの音とか、説明が難しいのは車の部品の摩擦音みたいなの。

他の人に言っても分からない音は、本人にとっては結構辛いんですよね…。

対処できるもの…例えば、時計なんかは電池抜けばいいのでいいんですが、冷蔵庫とかコンセント抜く訳にもいかないし…。

人の家に泊まったときに気になるならまだしも、自分の家の冷蔵庫の音が気になる時があるので厄介です。

小さい頃から、「地獄耳」と言われることが多かったのですが、本当に小さい音まで拾ってしまうらしく、いい時もあるのですが、常に神経が尖っている気がして休まりません。

 

私、耳鳴り持ちです。これ多分HSP関係ない (笑)

これ、実は小学生からの悩みで、しかも大人になるまで誰にも相談できなかったものだったりします…。

気づいたのは、小学生の時…。音楽部だった私は、音に触れる機会が人よりも多かったと思います。ピアノも習っていましたので。

耳鳴りがしていたのは、コンクールなどに向けて、みんなで並んで歌っていた時でした。

前後の間隔が狭く、人との距離が近いです。

その状態で歌っていると、次第に耳の中で「ジリッ…ジジジ」と、テレビの砂嵐のようなノイズ音がひっきりなしに鳴り始めるのです。

痛みはありません。ただ、ノイズ音だけ。歌っている音は、聞きにくいながらもノイズ音の向こう側から聞こえてくる感じでした。

中学校も、吹奏楽部に入ったため、この悩みはそのまま持ち越されるように…というか、むしろ酷くなって人知れず私を苦しめていました。

この時、耳鳴りについて「おかしい」と思いながらも、自分だけじゃないのかも、と勝手に解釈し、結局放置してしまいました。

ひどい時は「ビリリ…バリバリッ…」と、なんか耳の中にハエでも入って暴れているかのような間隔がして…耳掃除するたびに「虫が出てきたらどうしよう…。」とまで思っていたのに、親にも友達にも言えず(笑)。そのあたりもHSPらしいです。

結局大人になって、「やっぱりおかしい。」と思って病院に行きましたが、結局原因は解明されず。今も、耳鳴り持ちです。

子どもの甲高い声や、オーケストラのコンサートなどで、よく「ビリビリ」鳴ってます。

ミュージカル観る時も、結構な頻度で鳴るのは分かってるんだけど、それよりも「観たい気持ち」が勝るため、我慢して行きます(笑)

ミュージカルや映画、大好きなんですけど、耳鳴り以外にも私には越えなきゃいけないハードルが結構あって、席の位置には結構こだわります。できるだけ通路側とかですね…。

耳鳴り…解決したい気持ちもありますが、耳鼻科2件回って「原因不明」なので、諦めました。なんなんですかね。私の耳。

 

一番辛いのは、「辛い。」と言えなかったこと。

聴覚以外にも、感覚過敏があるHSPさんは多いですよね。

私も例外なく、嗅覚、触覚、味覚もろもろ過敏です(笑)

ただ、私がそうだったように、なかなか「辛い。」と人に言えないものです。

というのが、他の人がどう感じているのか知る由も無いので、「自分だけ大げさなんじゃないか。」と思ってしまい、辛い感情にフタをしてしまうことが多いと思うのです。

 

これくらいで辛いって言ったら変に思われるんじゃないか。

みんな普通にしてるから、これくらい普通なんだ。

 

と、思い込もうとして、いつの間にか疲れ果ててしまっている。

HSPさんが疲れやすいのって、刺激の受けやすさが大いに関係しているんですよね。

その辺りをきちんと把握しておくと、できる対応もあります。

 

ケロさん
ケロさん
どんな対応?
柴ゆき
柴ゆき
感覚過敏は治るもんじゃないから、対処療法なんだけどね。

 

楽しいけど疲れる予定…私にとってはミュージカル観劇とかですが、その前後は1人でゆっくりする時間を作るようにしています。

楽しいことだからと予定を詰めすぎると、オーバーヒートしてしまうことがあるので、楽しいことでもゆとりを持って時間の設定をします。

ちょっと、ぼーっとする時間があるくらいが丁度いいようです。^ ^

感覚過敏もHSPさんの特徴の一つ。そういう自分を理解して、対処法を身につけておけば、いくらでも人生楽しむことができるはず!そう思って、HSPさんなりの楽しみ方を今後も見つけて行きたいなぁと思っています!

今回は「HSPあるある 花火や時計!気になる音の悩み。」というタイトルでお届けしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

◇柴ゆきのつぶやき◇

人がどう感じているか、って分かるはずもなくて、ということは自分が感じている感覚を人に分かってもらうのも至難の技だと思うんです。だから、HSPさんに大切にして欲しいのは「自分の感じ方を大切にする。」こと。自分が辛いと思ったら、それは「辛いこと」なんです。我慢しなくていいです。自分の感覚を大切にして、自分で自分を守ってあげてくださいね。^ ^