春は「ぼっち」が生まれる季節らしいです(笑)
「ぼっち飯」というネガティブな表現も世の中にはありますが、それとは逆に「おひとり様」という言葉もありますよね。
どちらもそれなりに市民権を得ていると思います。
改めまして、こんにちは!HSPブロガーの「柴ゆき」こと「柴田ゆき野」です。
今回の記事は…
「ぼっちでもいいじゃないか!」
「むしろ、ぼっちサイコー!」
という記事です(笑)
はい。この時点で120%納得された方は、ブラウザの戻るボタンで戻っていただいて大丈夫かと!
気になる方は、続きをご覧ください。^ ^
他人といると、どうしても気を遣うHSP
その通りです。気遣いができることは、社会で生きる上では必要なこと。
しかし、敏感で繊細なHSPさんの場合、その気遣いが過剰になってしまうことも多々…気遣いはできるけど、その反動で疲れやすいという性質もあります。
気心が知れていても気を遣う。
HSPさんは、その性質がゆえに疲れやすいという特徴があります。
人といると「神経をすり減らしてしまう」わけですね。
家族や恋人など、気心が知れた人なら大丈夫なのでは?と思われるかも知れませんが、一概にそうとも言えません。
人によっては、例え長年付き合っている恋人や配偶者に対して、ほかの人以上に気を使ってしまうこともあります。
HSPには「ひとりになれる時間」が必要!!
繊細で敏感、人に対して気を遣いすぎるところのあるHSPさんは、「ひとりになれる時間」が必要不可欠です。
自分の部屋にこもって、ひたすらぼーっとするとか。
大自然の中で、ひたすらぼーっとするとか。
ときには会社のトイレの個室で、ひたすらぼーっとするとか!!笑
とにかく、「ひとりで」心を落ち着ける時間が必要なわけですね。^ ^
最強メンタル!「ひとりでいいんだ」思考
物理的に、ひとりになれないとき以上に、わたしたちの中にはどうしても「ひとりぼっち」という、冒頭に書いたような「ぼっち=ネガティブ」なイメージが「ひとりになること」とじゃましているようにも思います。
「ぼっち=ネガティブ」は学校教育での刷り込み
たとえば、遠足などの場面で必ずと言っていいほど先生たちから言われる言葉があります。
「なかまはずれ」になる子がいないように、という先生側の配慮であることは分かりますが、この言葉のおかげか「ひとりぼっち=なかまはずれ」という図式がわたしたちの頭の中にできあがってしまうのです。
少数派かも知れませんが「ひとりでお弁当を食べたい。」と、自分の意思で「ひとり」を選ぶ子がいたとしても、周りからは「ひとりぼっち」「なかまはずれ」と負のレッテルを貼られてしまうわけです。
中学生時代、理解ができなかった連れション…!!
今もあるんですかね?笑
わたしは理解できなかった文化なので、トイレに用があるときは一人で行っていました。
が、そうじゃない人が過半数。いや、大多数?
結果、トイレは用がない子までわらわらいて、個室に入っても落ち着けないんですよね…。
はっきり言って悪習です。
刷り込みからの卒業。「ひとりでもいいんだ。」
「ひとりでもいいんだ」
わたしが、こう思えるようになったのは高校時代でした。
中学生のときはメジャーな部活・吹奏楽部に入っていたわたしでしたが、高校時代にはマイナー系部活の筆頭・演劇部に入部。部員10人程度。
多分このあたりから、自分はマイナーなものの方が肌に合っていると、「人と違うものを選ぶ」ことへの抵抗がなくなったのだと思います。
高校時代は、人生で1・2を争うくらい勉強に時間を費やしたのですが、だいたい図書室や自習室を使って、一人で勉強していました。
「ひとりでいること」自体はずっと昔から好きだったのですが、「ひとりでいる自分を見られること」も、高校時代には大丈夫になったんだと思います。
「ひとり」が大丈夫になると、世界が広がる!!
そうです。
「ひとりでできるもん」は最強なのです。笑
HSPさんにこそ、ひとり旅は おすすめ!
わたしがひとり旅に目覚めたのは、大学4年生のときです。
教員採用試験が終わり、勉強に費やした夏が終わろうとしていた8月下旬のこと。
今からでもできる夏の思い出作りに…と、以前から使ってみたかった「青春18切符」の旅に出ることにしました。
行き先は大好きな広島。
ひとり旅ですので、その行程のすべてを自分で決めなくてはいけません。
しかし、それは逆に言えば「自分さえ納得できればいい。」ということ。
どんなに安宿でも、どんなに移動時間が長くても、どんなに歩こうとも、「自分」がよければいいんです。
そう、人に気を遣う必要がないんですよ!
ひとり旅は人生の縮図
「自分さえ納得できればOK」
これがひとり旅のいいところです。
途中どんなに間違った判断をしても、迷惑がかかるのは自分だけ。
「自分の身に起こるすべてのことに対して、自分で責任を取らなければいけない」ということを、ひとり旅は教えてくれます。
自分の人生を、自分でコントロールする。
周りに流されがちなHSPさんにとっては、新鮮な体験かもしれません。
実体験として感じることができるのが、ひとり旅のいいところです。^ ^
「ひとりでもいい」は生きやすさへの合言葉
ケロさんの言っている通りだと思います。笑
HSPさんは、人に気を遣うあまり「自分」を大切にしていない場合が往々にしてあります。
「いつも自分は後回し」…そんなHSPさんも多いのではないでしょうか。
極論「自分のことだけ考えよう!」
そうかもしれません。
「自分さえよければ」とか「自分のことだけ」とかは、わたしたちの暮らす日本社会では嫌われる考えです。
しかし、他人に気を遣いすぎるHSPさんは、もっと自分のことだけ考えていいと思うのです。^ ^;
優しい言い方をすれば「自分を大切にしてあげてください。」ということ。
自分の心に正直に生きるためには、「ひとりでも大丈夫!」なメンタルを手に入れることが、いちばんの近道だと思います。
ひとりでも多くのHSPさんが、生きやすくなりますように。願いを込めて。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
◇柴ゆきのつぶやき◇
大学4年のひとり旅デビュー。その強烈な快感が忘れられず(笑)、だいたい「自分が行きたいところ」にはひとりで行くようになりました。自分のことだけ考えて、好きなことだけ詰め込んだ旅行プランは、最高に胸がときめきます。ひとりなんで、無理しようが、ゆっくりしようが、それも自分の自由!自分で決めることって、実はとっても楽しいことだったんですね。