今回は、私はお手伝いをして参りましたイベント、「不登校は不幸じゃないinくまもと」の感想です。
「不登校は不幸じゃないinくまもと」の概要
◆8月19日(日) 13:00〜17:00(※全国100カ所一斉開催)
◆合志マンガミュージアムにて
◆イベントの内容◆
◇不登校経験者の体験談 ◇当事者同士の座談会 ◇保護者座談会 ◇イラスト体験コーナー ◇プログラミング体験コーナー など
会場となった、合志マンガミュージアム。私は初めて行きましたが、木の温もりが感じられる館内は、まるで秘密基地のような造り!子どもから大人まで、一日中いたくなるような、たいへん魅力的な場所でした。
イベントに参加しにきた子どもたちの中にも、座談会などの合間に、休憩がてらマンガを読む姿があったり、蔵書のマンガをお手本にイラストを描く姿があったり、今回のイベントを行うにあたって、とても適した場所だったと思います。
イベント趣旨は素晴らしいと思いますが、実際不登校だったときのことを思えば、こういう会に「参加する」ということが、まず一つの大きいな壁ですから…。
少しでも「会場に来る」ハードルは下げたいところですもんね。
合志マンガミュージアム、プライベートでまた行きたいです!
私がお手伝いしたこと。
ほんと、微々たるものですが(笑)
私がやったお手伝いは、チラシ作りと、当日の会場案内ですかね。
会場から、イベントプログラムやらの具体的事項は、主催者さん側にお任せ状態だったので、そこはちょっと反省点…。
当日の会場案内は、参加者が予想以上に多く、急遽スペースが足りないことになったため、隣の市民センターの視聴覚室を借りることになり、その間の案内をしていました。案内しつつ雑談したりして、結構楽しかったです。^ ^
お手伝いを通しての感想
今回のイベントお手伝いを通して、不登校当事者の子や、その保護者の方と交流する中で私が一番感じたことは…
ということでした。
一概に言えないことだとは思うのですが、不登校になる子って純粋な子が多いと思うんです。
何事もまっすぐに受け止める、というか。表現が難しい…(笑)
そんな子たちが、黙々とイラストを描いている姿だったり、楽しそうにプログラミングにチャレンジする姿を見ていると、こちらも自然と笑顔になります。
長々と会話をしたわけではないのですが、一言二言話した感じからも、その子の人柄のよさが伝わってきて、心が暖かかくなりました。
何だろう。
不登校の子のために、自分ができることがしたい!と思って、今回お手伝いをさせていただいたわけですが、いつの間にか、こちらが元気づけられていたという…(笑)
ほんとにね、大げさじゃなく、私のほうが元気をもらい、笑顔をもらいました。
多分、きっと、ものすごく勇気を振り絞って参加してくれた子とか、ものすごくドキドキしながら来てくれた子とかも多いはずなんです。自分だったら、そうだと思うから。
参加してくれたこと自体に、まず感謝ですね。^ ^
これからのこと。
「不登校は不幸じゃない」という言葉。もっともっと広まって欲しいと思います。
9月1日、夏休みが終わり、2学期が始まる日。(2018年は9月3日始業式という学校が多いでしょうか。)
その日に、自殺という選択をしてしまう子を無くしたい。という願いから、このイベントは開催されました。
学校に行くか、自殺するか、という究極の二択ではなく…堂々と「学校に行かない。」という選択ができるように。
ひたすら我慢をするだけで、神経がすり減ってしまうような学校なら、行かない方がいい。
不登校を選ぶことは悪いことではありません。
「学校へ行くこと」と「不登校」、どちらを選んでも大切なのは、「その先で何をするか」だと思います。
「不登校は不幸じゃない」という考えが、もっともっと広まるように、私は私で発信し続けようと思います。
ここまで、お付き合いいただき、ありがとうございました。
◇柴ゆきのつぶやき◇
8月も下旬に突入し、「夏の終わり」という言葉がとてもリアルに感じられるようになりました。夏休みが始まって、ほっと一息つけた子も、夏休みが終わる日が近づく恐怖を感じているのではないかと思うと、気が気ではありません。言いたいことは一つです。自分を大切にしてください。自分の気持ちに寄り添ってあげてください。行きたくないなら、行かなくてもいい場所です。学校は。「学校に行くこと」だけにこだわらないで。道は一つじゃないはずです! ^ ^