昔々、1人の不登校少女がおりました。
少女は、小学校5年生から6年生の間、学校に行けたり行けなかったりを繰り返していたのでした。
そんな少女は中学校に進学し、なんと学校に毎日行くようになったのです。
しかし、そんな少女を待っていたのは、そう
「トイレとの戦い」
でした!!!
物語風に初めてみましたが、早々に出オチ感ハンパない。
言いたいことはタイトルに全部のっけてますが、興味ある方は続けてお読みください。笑
小学5〜6年生のころ不登校だった柴ゆき
そうなんです。行けなくなった理由が、当時はよく分からなかった。
でもとにかく行きたくなかった(笑)
「とにかく行きたくない」というのが、本当に一番そのときの心情を表していると思いますので、本能レベルで「学校という場所がイヤ」だったんだと思います。
しかし、そんなわたしにも転機がおとずれました。
なんか知らんけど通えるようになった中学生時代
そうです。
「また行けなくなるのではないか?」という不安は山ほどあったのですが、なぜだかわかりませんが、行けるようになった中学校。
中一の担任の先生が「不登校だったわたし」に理解のある先生だったことも大きかったと思います。(別記事で書きたいと思います。^ ^)
まぁ、行けるようにはなりました。
しかし、やっぱり「学校という場所」「教室という空間」「そもそもの学校のシステム」への苦手意識がなくなったわけではないのです。
ストレスは日々溜まっていく。
そんなわたしに襲いかかってきたのが、「トイレ問題」…もっと突っ込むなら、「コントロールできない尿意」でした。
休み時間のたびにトイレ!!それでも収まらない尿意!

中学校時代に始まった「コントロールできない尿意問題」ですが、いろいろな場面を経験するうちに、どんなときに起こるのかなんとなくわかってきました。
…が、当時のわたしはそんなこと知るよしもなし(笑)
とにかくトイレに行きたい!!笑
1時間おきにトイレに行くわけですから、出る量なんかたかがしれています。笑
それでも休み時間はトイレに行かないと、気が狂ったようにトイレのことしか考えられなくなるのです。
一種の強迫観念というか、不安障害みたいなものに近いかもしれませんね。
部活も吹奏楽部に入っていましたが、休憩は必ずトイレ、合奏の合間の5分休憩もトイレに駆け込む…そんな日々を送っていました。
正体は「トイレに行けない不安?!」
好きなときにトイレに行けない状況って存在しますよね?
わたしの場合、その状況が引き金になって、それが「コントロールできない尿意」に繋がっているように思います。
具体的にどんな状況かというと…
◇トイレついてないタイプのバス(特にすぐ降りられない高速バスとか)
◇ミュージカルなどの観劇・映画も
◇予期せぬ渋滞
◇いつ終わるかわからない会議
などでしょうか…。
今でも、こういう状況は苦手です。
劇も映画も好きなんですが、観劇直前は水分控えますし、必ずトイレに行きます。もちろん休憩時間も。
いつ終わるかわかっている場合はまだいいのですが、予期せぬ渋滞などにはまってしまった場合は最悪です。
尿意を感じたら…どうなる?!
はい。
もう頭の中はトイレのことでいっぱいです。
手には大量の汗をかき、心拍数もかなり上がってきます。
車の振動にすらいら立ちを感じ、姿勢の変化にもかなり慎重になるほど…。
こうなることが分かっているので、ドライブのときも水分量はかなり気にしますし、行けるトイレには必ず行きますね。
まさに「転ばぬ先の杖」笑
元をたどれば、トイレに関するトラウマ的出来事
曖昧ではあるんですが、今でも覚えていることなので、きっとその出来事だと思います。
中学何年生かのときなんですが、体育の時間にものすごい尿意を感じたことがあったんです。
でも、中学校の体育の先生って怖いことで有名じゃないですか(笑)
気軽に「トイレ行きたいです。」なんて言えない。
それ以前に、クラスのみんなの前で「トイレ行きたいです。」と表明することも中学生女子にとっては恥ずかしくてできないことです。
わたしは耐えました。
しかし、授業は集団行動というほんとにつまらない内容。
整列し、「前へならえ」や「回れ右」などを延々と繰り返す単調な内容。
頭の中は、トイレでいっぱい。
どうしても、もらしたときことを想像してしまう。
単調なのに、めちゃくちゃ緊張感のある雰囲気に、わたしの我慢は限界を迎えました。
「トイレ表明する恥ずかしさ」と「最悪もらしてしまったときの恥ずかしさ」を天秤にかけ、意を決して先生の元に駆け寄り、トイレに直行しました。
たしか、「お腹が痛いです。」と先生には言った気がします(笑)
トイレで用をたすと、限界まで我慢していたせいなのか、あまりスッキリした感じはしませんでした。
それよりも、わたしの頭の中に「もらしたときの想像」が鮮明に残ってしまうことになります。
もし、もらしていたら…
中学生にもなって、授業中におもらし!!?
学校中の笑い者に…!
二度とクラスメイトに顔向けできない…!!
そんなことを考えてしまうと、用を済ませたあとも心拍数は上がったままでした。
その後、トイレのことを考えると、この体育の授業のできごとが思い出されてしまい、気が気じゃなくなってしまう…ということが定着していったのだと思います。
本当に起こったわけではないのに、最悪の事態を想像してしまい恐怖感が残る
…このトイレ問題に限らず、ちょこちょこあるんですよね…。^ ^;
想像力豊かすぎるのもどうかな、と思うところです。
トラウマが原因なら、対処法はある!
軽いトラウマなら「大丈夫だった」経験を積めば、記憶が上書きされて改善されることもあるかもしれません。
トラウマが重ければ、心理療法を受けるとか、精神科を受診する、ということになってくるのかな、と思います。
わたしは前者で、「こうすれば大丈夫」「実際に大丈夫だった」という経験を積んでいるところ…そう、今だに(笑)
あとは、このトイレ問題に関しては周りにオープンにすることかな。
「わたしトイレ近いから。」とか「すぐトイレ行きたくなるから。」と早い段階でカミングアウトしておきます。
これも、自分を安心させるためですね。^ ^
そうすることで、特に問題なく日常生活を送ることができています。
今後も長く付き合っていかなきゃいけない性質だと思いますので、まぁあまり構えず、ぼちぼち行きたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
◇柴ゆきのつぶやき◇
今の時代もあるかわからないですが、女の子特有の「トイレついてきて!」がまったく理解できない柴ゆき(笑)え〜…むしろついてきてもらう方が恥ずかしくない?!音とか、時間とか…。まぁ、わたしの場合毎時間トイレに行くわけだから、こそっとそろっと、もちろん1人で行っていました。今も女子の連れションあるんですかね?^ ^笑