みなさんは、人間関係に悩みがありますか?
このご時世、「ない!」ときっぱり言い切れる人は少数派なのではないでしょうか。
職場の上司の気分に毎日振り回されて疲れる…。
行きたくない飲み会に顔を出さねばならず気が重い…。などなど。
誰でも、何かしら人間関係に対する悩みを持っていると思います。
今回紹介する本は、日々の人間関係に疲れている人、自分の周りの人間関係にちょっと疑問を持ち始めた人に読んでほしい一冊です!
柴ゆき初のおすすめ本レビューは、堀江貴文さんと西野亮廣さんの共著「バカとつき合うな」です!
堀江さんの本は、「ゼロ」や「多動力」など読んだ経験がありますし、西野さんの「革命のファンファーレ」も読ませていただきましたので、今回このお二人の共著というだけでテンションが上がった柴ゆきです。
このタイトル、なんともお二人らしいというのが本屋さんでこの本を最初に手に取った感想ですが、強気なタイトルと裏腹に、読後感は非常に心があったかくなったから不思議(笑)
それでは、「バカとつき合うな」の感想です!
ざっくりまとめる「バカとつき合うな」
◇究極の人間関係断捨離本
◇自分の時間、自分の人生を取り戻すための本
ということになるかと、私は解釈しました。^ ^
もっと詳しく!という方は、どうぞこのまま進まれてください。
「バカとつき合うな」は究極の人間関係断捨離本
「バカとつき合うな」というタイトルの通り、この本にはさまざまな「付き合わなくていいバカ」が出てきます。
一例をあげるなら…
◇人と同じことをやりたがるバカ
◇付き合いを強要するバカ
◇善意ならなんでもありのバカ
などなど、本当に数多くのバカたちが紹介されています。
「あ〜いるいる!!」とうなずかずにはいられないバカから、「あ〜?これ私のことか?」と、チクリと刺さるバカまで、多種多様なバカが出てきます。
そんなバカたちと、今まで「なんとなく」「惰性で」付き合っていた人も多いと思いますが、この本は、「なぜ、バカと付き合わなくていいのか」理由をわかりやすく教えてくれます。
この本を読んで、「バカとつき合わない」スタンスで行動すれば、今までの「なんとなく」「惰性で」付き合っていた人間関係が、大幅に断捨離されること間違いありません。
自分の時間、自分の人生を取り戻すための本
もう1つ「バカとつき合うな」は、自分の人生を取り戻すための本だと思います。
バカとつき合っているうちは、自分の時間、つまりは自分の人生を、バカに捧げてしまっていることになるわけです。
頭の中では「早く帰りたいな〜。」と思いつつ参加する飲み会、付き合いでなんとなく残業をしているという人、本当にその時間は必要ですか?
自分のための時間、ひいては自分のための人生です。
人生80年から、最近では人生100年時代と言われ、なんか時間はたっぷりあるような錯覚におちいってしまいそうですが、
時間には限りがあるんです。
今までバカに捧げていた「自分の時間」を取り戻し、自分のやりたいことに使いたくはありませんか?
「いや〜、時間が余って余って仕方がないんだよ。」という人は、バカとつき合ってあげてもいいかとなるかもしれませんが…そんな人いますか?
どちらかと言えば、「時間が足りない!」という意識を持っている人の方が多いですよね?
それなら、なおさらです。
バカとつき合うのをやめて、自分の時間を一刻も早く取り戻しましょう。それが、自分の人生を生きるということにつながるはずです。^ ^
結局、堀江さんもバカ、西野さんもバカ、みんなバカ。
バカは普遍的なもの、とこの本の中では出てきます。
いつの時代も、どんな場所にも存在するものなんです。
言ってしまうなら「人間=バカ」なんです!
そんなわけないです。人はひとりじゃ生きていけませんから。
人間はみんな「バカ」なところがある。誰にでも。
堀江さんは「いいバカ」と「悪いバカ」という言葉を使って説明していらっしゃいましたが、多分おっしゃりたいのはこういうことかなと。
誰とつき合うかは、自分で選べ!居心地の悪い人間(バカ)と無理してつき合うな!
私が受け取ったメッセージなので、必ずしもこうではないかもしれませんが。^ ^
自分がつき合う人間や、所属するコミュニティは自分で選ぶ!!
SNSの発達で、自分と似た趣向の人、自分と似た価値観をもつ人と繋がることが簡単にできるようになりました。
SNSが普及する前は、リアルの世界に限られていた繋がりですが、今ではリアルの世界を超えて世界中の人と繋がることができます。
TwitterやFacebookでの呼びかけが、現実の世界に影響を与え、大きなムーブメントを起こすこともあります。
私も、Twitterを初めてから「ブログ」という同じ趣向をもつ人や、私と同じように「公教育」や「学校現場」に対して疑問を持つ人とつながることで、その存在が支えになったり、自分の考えを深めたりすることが以前より簡単にできるようになりました。
今の人間関係の中で、「自分と合う人」がいなければ、探しにいけばいいだけなんです。
もちろん、身近なイベントに参加するのでもいいし、SNSで呼びかけてもいいし、方法はたくさんあります。
必要のない「バカとつき合う」ことに、自分の時間を費やす必要はないんです。
そう、自由になっていいんです。
「あなたは自由になるべきだ。」
この言葉は、「バカとつき合うな」の帯に書かれていた言葉です。
自由に生きていいんです。
自分の生きたいように、生きていいんです。
ほかの誰のものでもない、自分の人生なんだから。
自分の人生をおもしろく生きるためのヒントが、この本にはたくさん詰め込まれています。
いまいち自分の人生を生きている実感のない人
なんかいつも他人に振り回されている人
この「バカとつき合うな」を読んでみてください。
きっと、自分の人生を生きてみたくなるはずです。^ ^
◇柴ゆきのつぶやき◇
本の中で西野さんが「堀江さんは母親のよう」と言っていらっしゃるのが、私的には非常にツボでした(笑)うーん。確かに。歯切れの良い、刺激的な言葉が全面に出ている堀江さんですが、その裏には、なかなか行動できない人の背中を押してくれるあたたかさがあります。自分の人生を生きるのに忙しい堀江さんですが、こうやって本を通してアドバイスをくださるのですからね。きっと懐の広い方なんだろうな。と思ったりして。^ ^