「日本のよさ」について説明できますか?
「日本人であること」について、どう思いますか?
わたしは、この「日本国紀」を読むまで、「日本」という国について長い間誤解していたところが多かったことに気づきました。
それと同時に、自分が日本人であることがとても誇らしく、生まれて初めて「自国を想う気持ち」が心の中にめばえたように思います。^ ^
自覚ありまくりの歴史オンチですが、これって思うに暗記にかたよりすぎな学校教育の弊害では…?笑
学生時代、特に近代史が苦手で苦手で仕方がなかったのですが、大人になっていろいろ本読むと、近代史ほど面白いものはないですね。
まぁ、近代にくるほど資料が残ってますので、そこに「人」を感じることができるからだと思います。
結局のところ「歴史」ってよくも悪くも「人によってつくられる」ものだな、と。
歴史の「事実」は後世の人によって書き換えられる?!
そうなんです。歴史って変わっていくんですよ。過去のことなのに。おかしいですよね。
「後世の人によって記憶の書き換えが行われる」ことがあるというのを、わたしはこの本を読んで初めて知りました。
わたしたちが「真実」と思っていた歴史も、語り継がれる間にいろいろな「人の手」が加わり、ねじ曲げられ、「真実と思い込まされている歴史」も数多く存在しているのです。
「人の手」というのも、メディアだったり、教育(教科書)だったり、いろいろです。
情報というのは、たくさんの人を経由して、わたしたちのところに届きます。
とある事象1つとっても、人によって見解は様々ですよね。
わたしたちは、情報を得たときに、それをそのまま真に受けるのではなく、どういう立場の人によって、もたらされた情報かというところまで見極めなければいけないようです。
事実として起こった事象は1つかもしれませんが、「いろいろな人の見方」が存在するため、その事象の意味付けが次第に変わってきてしまうのです。
戦後の歴史は「自虐の歴史」?!
日本人は昔から「謙遜」を美徳とする文化がありますが、「自虐ネタ」という言葉が普通に使われているように、「自虐する文化」が市民権を得ていますよね。
自虐っていうのは、ざっくりいうなら「自分はこんなにダメな人間なんですよ」ってことをさらけ出す行為です。
きっと欧米の方々には理解できない行為かと思います。
しかし、それこそが、戦後GHQによってなされた洗脳教育のめざしたところだったのでしょう。
彼らは、日本人が二度と世界に戦いを挑まないように、恒久の平和を謳った「日本国憲法」を作り上げ、あの手この手を使って日本人の「不屈の精神」を根こそぎとりはらおうとしました。
戦後の歴史は自虐の歴史だったのです。
今の時代でも「自虐」が市民権を得ている状況を考えると、GHQの洗脳教育の恐ろしさがよくわかりますね。
日本人はもっと自信をもっていい!!
何度でも這い上がる不屈の精神とそれを可能にする高度な技術…日本人のすごいところは、簡潔にいうとこんなところかと思います。
言うまでもなく日本は小さな島国で、国土・資源は限られています。
それを昔から、アイデアと技術力でカバーしてきたのが日本人でした。
「日本国紀」を読み、日本を形作ってきた素晴らしい偉人たちの存在を知ることができました。
みんな「日本をよくしよう!」と奮闘してきた方々です。
中には、言葉通り「体を張って」日本のために尽くしてきた人もいます。
その人たちが、命をかけて守ってきた日本。
今度はわたしたちが、守っていかなければならないのです。
わたしが日本の誇れるところを考えたときに、一番は日本の「歴史」だと思いました。
潔癖で、融通のきかないところもあったかもしれませんが、誇り高く汚れを知らないのが「日本の歴史」だと、この本を読んで心からそう思いました。
読む前も、日本のことは好きな方だったと思いますが、読み終えた今、本当に日本のことが愛おしいと思います。
そして、日本人であることが誇らしく思います。^ ^
1人でも多くの人が、わたしと同じように、大切なことに「気づく」ことができますように、願いを込めて…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
◇柴ゆきのつぶやき◇
何より、怖いな〜と思うのは、日本の学校で当たり前に使われている教科書ですら「公正な視点」で書かれていないということ。いまだに、自虐思想が残っているのが日本の教科書です。にも関わらず、中国や韓国は教科書でしっかり反日思想を植え付けてくるという始末。教育は政治の道具ではないんだけどな。